コラム記事
デジタルデトックスのメリット・デメリットとは?無理なく続けるコツを解説
デジタルデトックスを始めてみたいけれど、「本当に自分に合うのか」「大変なことはないのか」が気になる方もいるのではないでしょうか。
「メリットは分かるけど、デメリットも知っておきたい」
「実際にやってみて辛かったことはある?」
「無理なく続けるにはどうすればいい?」
そんな疑問に、ホテル運営に携わりながら自分自身もデジタルデトックスを実践している私が、良い面だけでなく難しさも含めて正直にお答えします。
デジタルデトックスのメリット・デメリットを正直に整理する
デジタルデトックスには多くのメリットがある一方で、実践する上での難しさも確かに存在します。良い面だけを強調してしまうと、始めてから「聞いていた話と違う」と感じてしまう原因になります。両方を知った上で取り組むことが、無理なく続けるための第一歩です。
- 集中力の向上:情報の断続的な摂取がなくなり、深く集中できるようになる(仕事の生産性を上げたい人)
- 判断疲れの軽減:不要な情報が減り、本当に必要な判断に頭を使えるようになる(決断疲れを感じている人)
- アイデアが生まれやすくなる:頭の中が空っぽになることで、自然とひらめきが湧いてくる(発想に行き詰まりを感じている人)
- 通知への不安な気持ち:見えないだけで「来ているかも」と気になってしまう(デメリット・慣れるまでの壁)
- 衝動との戦い:スマホやパソコンに触れたい気持ちに打ち勝つ必要がある(デメリット・最初のハードル)
デジタルデトックスのメリット:集中力とアイデアが戻ってくる
仕事への集中力が大きく変わった
私自身、リールやショート動画から距離を置いたことで、仕事への集中力が大きく変わりました。以前は12〜13時間かかっていた仕事を、7時間程度で終えられるようになったのも、集中が途切れなくなったことが大きな要因です。
アイデアが浮かびやすくなる
また、自然の中でぼーっとする時間を持つことで、普段は出てこないようなアイデアがふと浮かんでくることも増えました。こうした集中力の変化は、仕事だけでなくプライベートの時間の充実度にもつながっていると感じています。
デジタルデトックスのデメリット:最初にぶつかる「衝動」の壁
通知が気になって仕方がない時期
一方で、正直に難しさもお伝えしておきたいと思います。デジタルデトックスを始めた最初のうちは、メールやSlack、電話が来ていないかが、どうしても気になってしまいます。
実際に確認してみても、大して通知は増えていない。それでも「返信しなければ」という気持ちに駆られてしまうのです。
一番の敵は自分自身の衝動
結局のところ、一番の敵は自分自身です。スマホやパソコンに触れたい、仕事をしたい、メールをチェックしたいという衝動に、どれだけ打ち勝てるか。ここが最も難しいポイントだと感じています。
デジタルデトックスのデメリットを乗り越える方法
衝動に打ち勝つコツは「慣れ」
この衝動に打ち勝つコツは、特別なテクニックというより「慣れ」だと思っています。
「今は返信しません、少し待っていてください」と周囲にあらかじめ伝えておく。目の前にはノートとペンだけを置き、思考を書き出すことに集中する。触れたくなる衝動が来ても、絶対に触らないと決めておく。
一度乗り越えれば驚くほど楽になる
一度この衝動に打ち勝ってしまえば、あとは驚くほど楽になります。逆に言えば、朝起きてすぐにショート動画やSNSを見てしまう習慣を断ち切るところが、一番のハードルだったと感じています。
デジタルデトックスが向いている人・向いていない人
向いている人
集中力の低下やアイデアが浮かびにくいと感じている人、情報を浴びすぎて疲れを感じている人には、デジタルデトックスは特に向いています。頭の中を一度空っぽにすることで、本来の判断力やひらめきを取り戻しやすくなるからです。
向いていない人・工夫が必要な人
一方で、仕事柄どうしても常時連絡が必要な人や、緊急の連絡を頻繁に受ける立場の人は、いきなり長時間のデジタルデトックスには向いていません。そうした場合は、1日のうち決まった時間だけ機器から離れる、といった短時間から始める形が現実的です。
大切なのは、全か無かで考えるのではなく、自分の働き方や生活に合わせて距離の取り方を調整することです。
デジタルデトックスのメリット・デメリットに関するよくある質問
Q. デジタルデトックス中に緊急の連絡を見逃さないか不安です。
完全に連絡を断つ必要はありません。家族やチームに「この時間は返信が遅れる」とあらかじめ伝えておくだけでも、不安はかなり軽減されます。本当に緊急の連絡だけ確認できるルールを決めておくのもおすすめです。
Q. 無理なく続けるコツはありますか?
完璧を求めすぎないことです。最初の数日は通知が気になって当然だと割り切り、短い時間からでも続けることを優先しましょう。慣れてくれば、衝動そのものが小さくなっていきます。
デジタルデトックスのメリット・デメリットを知った上で、無理なく始めよう
デジタルデトックスは、集中力やアイデアといった大きなメリットがある一方で、最初の衝動との戦いというデメリットも確かに存在します。
それでも、その壁を一度乗り越えれば、得られるものの方がはるかに大きいというのが、私自身の実感です。
The Nature Hotelでは、パソコンを持ち込まずスマートフォンの電源を落とすだけで、あとは自然に身を委ねられる環境が整っています。時計もテレビもない空間で、衝動と向き合う最初の一歩を、非日常の中で踏み出してみませんか。